コラム

 

 

 

ポイントカードの導入について

日々の店舗運営において、「どうすればお客様にまた来たいと思ってもらえるか」は、多くの事業者が直面する共通の課題です。
そんな中、手軽に始められ、効果が見えやすい施策として注目を集めているのが「ポイントカード」です。
単なる値引きツールではなく、リピート率の向上や顧客データの活用にもつながる、大きな可能性を秘めた仕組みです。
本コラムでは、ポイントカードを導入することで得られる主なメリット、またデメリットについてもご紹介致します。

ポイントカード導入のメリット

主なメリットは、新規顧客の囲い込みと再来店促進、売上増加や客単価アップ、詳細な顧客データの収集とマーケティング活用です。
顧客は、ポイントを貯めることでお得感を実感でき、店舗は顧客データをもとにパーソナライズされたサービスを提供できるようになります。 

・顧客に自社のサービス・商品以外の付加価値を提示できる
・「ポイントを貯める」という喜びを顧客に提供できる
・特典などで来店を促す効果ある
・来店促進などのキャンペーンに活用できる
・客単価向上への期待できる
・チェーン店や同グループ店舗への送客が期待できる
・顧客情報の把握ができる
・顧客情報を分析し、顧客層に合う商品を提示する事ができる
・ライバル店との差別化ができる

ポイントカード導入のデメリット

主なデメリットは、初期費用や運用コストの発生、業務の増加や利益への影響などの店舗側への負担と顧客側の不便さなどが挙げられます。
また、顧客にカードを案内・発行する手間が増えたり、不慣れな顧客への対応も必要になります。

・顧客へ煩雑さを提供するだけになってしまう
・店舗での管理不足や販売スタッフの業務量が増加してしまう
・顧客情報を上手く活かせず、労力に見合った効果が得られない
・ポイント自体が負債になり、利益が減少してしまう恐れがある